1995-11-08 第134回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号
そうしたら当時の林野庁は、ここは保安林だ、ここは水源涵養林だ、ここは風致林だといって網をかぶせてしもうて、そして法律ができ上がったときには全く活用するところはなくなってしまっで、今そのお陰で、その網の中でもうそれこそ身動きがならぬで、三兆円を超す赤字を持つようになってきた。ですから、もう一回私は、国有林で管理すべき山林とは一体何なのだということの仕分けが必要であろうと思っています。
そうしたら当時の林野庁は、ここは保安林だ、ここは水源涵養林だ、ここは風致林だといって網をかぶせてしもうて、そして法律ができ上がったときには全く活用するところはなくなってしまっで、今そのお陰で、その網の中でもうそれこそ身動きがならぬで、三兆円を超す赤字を持つようになってきた。ですから、もう一回私は、国有林で管理すべき山林とは一体何なのだということの仕分けが必要であろうと思っています。
これは我が栃木県においでをいただけば、日塩道路というのがありますから、そのへりにある風致林で立派な山です。樹齢七十二年というヒノキですが、本当立派に育っているやつですね。これは手をかけ、金をかけてということで、一生懸命やればこんないい山ができるんだというお手本です。
また、中部と南部は民有林が主体で風致林や環境保全林が点在しておるという状態であります。しかし、森林の規模が例えば五十坪から二百坪程度という、まことに零細なものでございますね。
母体である土壌、水、大気等の自然資源、そういったものを全体を包括して対象として考えていこう、こういうものでございまして、この学部におきまして養成された人材というのは、一般の従来どおりの農林漁業の分野に進むという方ももちろん相当数あろうと思いますけれども、さらには水族種苗を含む種苗産業でのバイオサイエンス技術を用いた品種改良等を行う人材でございますとか、緑地計画施行等の地域工学分野で活躍できる人材、風致林育成
しかし、社会的機能としては砂防の任務を果たしたり防風林となったり水源涵養林になったりあるいは風致林となったり、その他たくさんの社会的な役割を果たしていると思うのです。そういうものをどのようにされようとしているのか。今どういう方向で手をつけようとしているのか。この点についてまず説明を求めたいと思います。
そして、調査した際に、これは風致林であるから、ブドウづるであるとかいろいろな雑木があってもそれは切らせないんだ、ブドウやコクワを残してほしいという市民の要望があるので、つる切りはできません、こういうふうに回答した。それはなかなかいいな、こう思っていたら、その辺に全然道路がない。林道はもちろんない。
これは、この中から水源涵養保安林であるとか、あるいは禁猟区であるとか、風致林その他の保安林、こういったものを約五千ヘクタール除外しまして、昭和四十五年には一万三千ヘクタールに部分林が減ってきております。で、今度は九千八百ヘクタールに変更されましたのでございますけれども、一万三千ヘクタールから、やはりいま申し上げました国立公園を指定されますために、それを重点的に取り上げたためでございます。
しかし、これは何と申し上げましても代々から続いてきておりますこの風致林あるいは国土保全上重要な海岸保安林等につきましてはこの制度をそういうものに使えるように今後ひとつ検討いたす考えで、すでに具体的な対策も考えておる次第でございます。ひとつよろしくお願い申し上げます。
そこで保安林とか風致林とか、そういう特殊なものでないとやれないというようなことも聞くわけでありますけれども、大体マツクイムシの被害区域というのは太平洋岸、九州特に和歌山県といったような観光地といいますか、そういうところに非常に被害が発生をいたしておる。
第五には、風致林が根本から破壊される。それから第六としてあげているこの点がまた重要です。これは農林開発というのは非常に未経験な会社だ。こういう会社がどんな計画を出しても、これにやられたんではろくなことはできない。どういうことが起こるかこれは非常に心配だ、不安だ。この六つの条件をあげて、これは継続的にこの地域の人たちは市議会を通じて反対をしてきたんだ。
だから今でも埼玉の風致林に行きますと、ときどき茶の木なんか見出す、その当時茶畑にしました。これがだめなんです。そしてもとのとおり平地林になって、今度は戦争になって、それを切っ払って、飛行場が埼玉ぐらいよけいできた土地はありません。飛行場ができた結果はどうなるかというと、その付近が早魃になる。
その点を私はすっきりして、島の風致の財産保管の上からも、あるいは林野庁の管轄のそういう保安風致林の管理の上からも——観光客その他が参っておりますが、三万坪の平地があるわけです。あそこをキャンプ場その他に利用する人もおるわけです。そうすると、自然にそこを人が行ったり来たりするわけです。
また、日本にはいろいろの風致林がありますが、そういうふうなものが片っぱしからマツクイムシにやられておる、あるいは防風林のようなものがマツクイムシにやられるということで、研究は済んだから、もう研究はしない……。しかし研究が済んだならば、済んだ結果によって、こういうふうなものの被害を免れるような対策を講じていかなければならない。
若しこの松食虫を駆除することができなかつたならば、観光に必要なるところの風致林も、防風林も、用材林も、松というものはすべて松食虫からやられてしまう、こういう状態になるのであります。而してこの被害は局部的にあつて、自然増加しつつあるのでありますから、一大英断を以て駆除の方法を図つたならば、そこから以外には蔓延せないような方法も講じられるのであります。
これは観光地、いわゆる風致林として制限地になつております。これが一部の人によつてすつかり独占されるということは将来仙台市の観光都市としての計画、或いは都市計画において非常な支障を来す。もう一つは建てるところが由緒のある土地で一つの信仰的な気持で仙台市は反対した。それから近くに女專があります。
そこでこの大年寺に対して市民全体が反対するという理由は、さつき申上げたように、治山治水の関係、それから風致地区として、風致林として残してある。もう一つは、伊達さんの由緒のある所だから、これは将来観光地の計画の中に入れて考えたいというので、何と言うのか、いろいろ感情的というか、人工的というのか、そういうことに無條件で、あれは駄目だ、こういうことではありません。
國立公園である十和田湖及び奧入瀬溪谷の樹林のごときも、今日は殆んど伐り倒されまして、もはや奧入瀬溪谷の價値は失われておりますが、終戰以來、営利的の目的で、観光事業の名に便乘する者が各所に多く、又國立公園の指定の運動等は各縣において盛んでありますが、これに反し風致林の保存のごときは聊さかも顧みられておらないのであります。
又食糧確保には関係がありませんけれども、用材のためにも、風致林のためにもいろいろ障害を來すと考えるのでありますが、これに対して政府は今後如何なる方法を以てこの立枯れを防禦しようと思うのであるか、これに対する將來の計画及び予算的措置を一つ説明して貰いたいと思うのであります。 それから第十八條の、「政府は毎年度予算の範囲内で補助金を市町村に交付する。」
○説明員(野村進行君) これは戰前までには風致林、又國立公園については、非常に嚴格にいろいろな方法も取り、又一般の人間もそれを守つていたのでありますが、この戰爭中になりますと、もう殆どそういう制限はあつてなきが如き状態になりまして、現在相當に風致關係の森林が荒れておるということは認めざるを得ないと思います。
○説明員(野村進行君) この國有林におきましては、從來保安林に基く風致林、それから國立公園法に基いておるところの國立公園、この二つについて特殊の森林施業をやつておるのでありますが、一般の風致林、特に國立公園地域外風致林につきましても、成るべく風致稚持のために、可なり專門的な用語になりますが、山を坊主にするというようなことは一切避けまして、大部分は斫伐作業、いわゆる抜伐らによつて風致を維持するように努